経歴&部門

『夢夢ファクター』は、筑波大学の軽音サークル『PBCM』において、1996年4月くらいに、ボーカル、ギター:マサ、ドラム:テキサスで、スタートしました。このころは、音的にはハードコアのようなことをやっていました。

7月くらいにK.K.が加入して、パートも基本的には、ボーカル:マサ、ギター:テキサス、ベース:K.K.となり(ドラムはリズムマシン)現在のような構成になりました。

K.K.加入後から、マサとテキサスの音楽性がまったく異なるためバンドをマサ部門とテキサス部門にわけています。テキサス部門では、メタルやリフが好きだけど、衝動に素直なアプローチにより、ポップな音楽は嫌いだけど、結果としてポップになってしまっているような音楽をやっています。マサ部門は、サンプリング等を多用したハードコア的な?音世界を自称ノイジシャンのマサが展開しています。

ライブは、つくば市周辺の公園や、筑波大学軽音サークルPBCMの定期的なライブで、精力的におこなっていましたが、3人とも社会人になったため2000年に活動を休止していました。しかし、2005年に、遠方で参加できないK.K.にかわり、サークル時代の後輩のコペルをベースとして迎え、東京を中心に活動を再開しました。また、2006年に8年越しの3rdデモが完成し、今後はライブを精力的おこなっていきたいところです。 

マサ

主にボーカル担当。友川かずきから影響を受けた。趣味は買い物。

テキサス

主にギター担当。THE 3RD AND THE MORTALがすごく好き。あと、メタル。趣味は大宮アルディージャ。

コペル

主にベース担当。趣味は写真。

K.K.

名誉ベーシスト。ブライアンアダムスから影響を受けた。趣味は野球。


部門紹介

今や夢夢ファクターにおける自由の象徴のように扱われている部門であるが、夢夢ファクター初期においては、メンバーの音楽的指向が異なることから、各メンバーのやりたいことをそれぞれやろうということで、マサ部門、テキサス部門など誰が主導権をとった楽曲かという意味において用いられていた。

しかし、それらの部門の中においても、楽曲のテーマや、ダンスや芝居などの表現手法など、様々な方法論において細分化されていったため、それらを整理するカテゴリー的な意味においても、用いられるようになった。

そして、部門は単なるカテゴライズにとどまらず、しだいに様々な部門が有機的に絡み合っていき、現在のシンボルとしての地位にまでのぼりつめるに至った。そんな部門であるが、以下にわかりやすい代表的な部門について取り上げてみたい。


テキサス部門

ギタリストであるテキサスが主導権をとっている楽曲群。主にバンドスタイルである。テキサス部門の中において、海賊部門やプリミティブ部門など、テーマに沿った様々な部門があり、それらの部門の大部門的な位置づけとなっている。


マサ部門

ボーカリストであるマサが主導権をとっている楽曲群。サンプラーやボーカルエフェクターを多様し、ギターやベースが入ることは少ない。マサ部門単体で演奏されるだけでなく、ダンス部門、夢戦士部門など、様々な部門の1要素として演奏されることもあり、変幻自在な部門であると言える。


カワユス部門

胸を張ってカワユスと叫びたい40過ぎ男子の想いをポップに表現した部門


毒虫部門

フランツ・カフカの「変身」をモチーフに、バンドマンの業と解放を表現した部門。


サイドバック部門

サイドバックにかける熱い思いを表現した部門。


パイ部門

「パイ」をめぐって交錯する3人の激情を、ホルストのジュピターを基調に表現した部門。


PUSSY部門

母なるPUSSYを畏れ敬う部門。


結婚式二次会部門

結婚式二次会のもつ何とも言えない感じを誠実に表現した部門。


プリミティブ部門

あらゆるものにおけるプリミティブ(本能的)な衝動について描いた部門。現在は幼児のもつプリミティブに焦点を当てているが、その可能性は計り知れない。


夢戦士部門

夢に向かって戦う乙女の姿を描いた部門。


夢オムニバス部門

様々な夢についてオムニバス的に描いた部門。2ndアルバム収録の『夢夢ファクター組曲』を基調に、夢へのはてしない思いを描いている。


海賊部門

海賊をテーマにした部門。ここでいう海賊とは、中世の北欧を中心に活躍したいわゆるヴァイキングを指し、カリブなどで活躍したいわゆるパイレーツではない。


ダンス部門

マサ部門の楽曲等をバックに、リズミカルなダンスや前衛的なダンスなど、様々なダンス繰り広げている部門。


ボーカルインプロヴィゼーション部門

様々な種類の楽曲をバックに、ボーカルインプロヴィゼーションを繰り広げる部門。


俳句部門

俳句を読む部門。20世紀後半を最後に演じられていない。


漫才部門

漫才をやる部門。20世紀後半を最後に演じられていない。